本機は手持ちのAguilar Tone Hammer 350から回路図をおこし、それをベースに作成したクローンヘッドアンプです。基本回路は忠実に再現しつつ、自分が使いやすいように機能の追加など行なっております。
主な仕様
入力:
フォンジャック×1
出力:
スピーカーアウト×2(スピコン、フォン)
DIアウト×1
ヘッドフォンアウト×1 ※後述
パワーアンプ部:
TPA3118モジュール使用、公称60W
追加機能:
モードスイッチの追加 ※後述
サイズ:
W150×H50×D130
モードスイッチというのは、初段バッファ後にSansampやDarkglass等に使用されているフィルター回路とPresenceを追加し、スイッチで切り替えができるようにしたものになります。
元々ミドル寄りの音のアンプですが、このスイッチをオンにすることにより所謂ドンシャリのバキバキした音も簡単に作れます。オン状態でのみPresenceは機能します。
またヘッドフォンアウトは背面のスイッチでプリアンプアウトへの切り替えができます。4インチ程度のスピーカーであれば上に置けるサイズですので、ここからパワードスピーカーに接続して使用しておりました。(写真17)
小型化とシンプル化を最優先し、チューナーアウトやセンドリターンは実装しておりません。
モードスイッチとミュートスイッチのLEDは白、クリップインジケーターはピンクです。また、インプットジャック内部に電源インジケーターとしてピンクLEDを埋め込んでおります。
プリアンプには絶縁型のDCDCコンバーターを使用。パワーアンプはノイズフィルター回路を通しておりますがどうしても取りきれないスイッチングノイズが聞こえる可能性はございます。ご理解いただけますと幸いです。
荷物はプリアンプ一つで事足りるものの、自宅用に小さいパッシブスピーカーを鳴らせる程度のパワーはほしいという方には合うのではないでしょうか。
付属は電源アダプターと簡単な説明を書いた紙を同封いたします。(写真3)
写真14〜17のAguilarアンプ、電池、スピーカーはサイズ比較用です、付属はしません。
素人のハンドメイド品となりますので塗装ムラや製作時の傷等ございます。神経質な方のご購入はお控えくださいませ。
ケース終売につき、このケースでの制作は最後となります。
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